474 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/03/30(月) 10:01:53 ID:H7Ij742J0
ニコニコで見てきますた
昨年の夏民宿に一泊二日で家族と泊まりにいったのよ。
川魚の料理の旨いところってことで知り合いから紹介してもらった。
確かに旨かったな。
おばあちゃんとその娘(おばはん)で切り盛りしてる民宿で、
川魚の刺身とか鍋でてくるの。
腹いっぱい食って酒も一杯飲んだ。
で、翌日。
酒のせいで睡眠時間がちょっとずれて朝3時半くらいに目が醒めちゃった。
2度寝も考えたが早朝の散歩もできそうだしまあいいや、と洗面所に顔を洗いにいった。
そこがいかにも昔の家といった趣の、ようはボロい洗面所でな。
それまでそういう体験ってのはまるで信じていなかったんだが……。
歯を磨いている時、ふと鏡を見たらな。
なんか俺じゃないおっさんが映ってるんだ。
厳つい顔で鬼気迫る表情をしていた。
しかも同時に金縛り。
やばい、逃げられない、助けも呼べない、ていうかこいつ誰よ。
鏡の中からものすごい勢いで奴の左手が伸びてきて俺の顔をがっつり掴む。
流石にこれは詰んだか?、悪霊ENDなのか?、と人生諦めかけたんだが。
さらに伸ばしてきた右手で、奴は俺の歯をわっしゃわっしゃ磨き始めた。
親知らずの奥の側まできっちり磨いた後、満足したのか奴は消えていた。
「あの人は若い頃歯医者でねェ」とはおばあちゃんの談。
ニコニコで見てきますた
昨年の夏民宿に一泊二日で家族と泊まりにいったのよ。
川魚の料理の旨いところってことで知り合いから紹介してもらった。
確かに旨かったな。
おばあちゃんとその娘(おばはん)で切り盛りしてる民宿で、
川魚の刺身とか鍋でてくるの。
腹いっぱい食って酒も一杯飲んだ。
で、翌日。
酒のせいで睡眠時間がちょっとずれて朝3時半くらいに目が醒めちゃった。
2度寝も考えたが早朝の散歩もできそうだしまあいいや、と洗面所に顔を洗いにいった。
そこがいかにも昔の家といった趣の、ようはボロい洗面所でな。
それまでそういう体験ってのはまるで信じていなかったんだが……。
歯を磨いている時、ふと鏡を見たらな。
なんか俺じゃないおっさんが映ってるんだ。
厳つい顔で鬼気迫る表情をしていた。
しかも同時に金縛り。
やばい、逃げられない、助けも呼べない、ていうかこいつ誰よ。
鏡の中からものすごい勢いで奴の左手が伸びてきて俺の顔をがっつり掴む。
流石にこれは詰んだか?、悪霊ENDなのか?、と人生諦めかけたんだが。
さらに伸ばしてきた右手で、奴は俺の歯をわっしゃわっしゃ磨き始めた。
親知らずの奥の側まできっちり磨いた後、満足したのか奴は消えていた。
「あの人は若い頃歯医者でねェ」とはおばあちゃんの談。