2010年01月

星新一作品ベスト50を決めよう!

1 名前:星マニア ◆ZnBI2EKkq. [] 投稿日:2006/04/05(水) 13:06:09 ID:
決まりは、
1 各々の好きな作品ベスト10を書く
2 1位を10ポイントとする
3 長短編は問わない

集計は僕が責任を持って行います。

2 名前:星マニア ◆ZnBI2EKkq. [sage] 投稿日:2006/04/05(水) 13:32:13 ID:
まずは僕から
1位 処刑
2位 人形
3位 おーい でてこーい
4位 鍵
5位 殉教
6位 おのぞみの結末
7位 生活維持省
8位 マイ国家
9位 午後の恐竜
10位 凍った時間

4 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2006/04/05(水) 16:31:10 ID:
とにかく数が多いからな・・・
読みなおしてみる

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教会育ちのKさん

347 :本当にあった怖い名無し:2009/12/31(木) 01:00:27 ID:N+H3sWYaO
俺は久々に嫌な夢を見た
ノコギリを持った男が俺の部屋に立っている・・・
俺は恐怖のあまり動くことが出来ず、ただその男を眺めている。
すると男は突然ノコギリで家の柱を切り出した!
思わず「やめろ!!」と叫ぶ俺

するとゆっくりこちらを振り返る男
その顔は、見るも無残に潰されて顔中に釘が打ち付けてある
「お前もこうなりたいのか?お前もこうなりたいのか?
してやろうか?してやろうか?」

ゆっくり俺に近づく男・・・俺は金縛りにあったように動けず、そして・・・
男のノコギリが俺の顔に・・・

そこで目が覚めた

嫌な夢だ、後味が悪い・・・俺は水を飲もうと立ち上がった
俺の目に飛び込んできたのは、無残にも傷つけられた家の柱!
俺は恐怖で腰を抜かしてしまった、あの男は現実に!!
そして次はホントに俺の顔が刻まれてしまうのではないかと

その日のバイトで、俺は寺生まれで霊感の強いTさんにその夢を相談してみた
しかし、Tさんは「しょせん夢だろ?」と冷たい対応
仕方がなく俺は教会育ちで神父のKさんに相談する事にした


348 :本当にあった怖い名無し:2009/12/31(木) 01:02:50 ID:N+H3sWYaO
しかしKさんは俺に「大丈夫です、あなたには私と聖なる力が付いています」とだけ言って帰って行った

次の日、不安ながらも朝の早かった俺は床に付いた、そこでまた夢を見た
「つづき、つづき、つづき!つづき!つづき!つづき!」

またあの男だ!!俺は夢の中でKさんの事を信じて必死に恐怖に耐える事しか出来なかった
しかしKさんは一向に現れない・・・男はついに俺にノコギリを振りかざした。
もうおしまいだ!!

そう思った次の瞬間、Kさんが部屋の窓を派手に割って俺の目の前に現れた。
「あいたた…やはり派手なアクションは私向けじゃありませんね」
Kさんに気付いた男は、背を向けた彼の頭目掛けてノコギリを振り下ろした。
「Kさん!危ない!!」
俺がそう叫ぶと、なんとKさんは素手でノコギリを受け止めた。

「神の御加護があらん事を・・・」
Kさんがそう呟くと、男の動きが凍り付いたように静止した
「ア ー メ ン」
Kさんが胸の前で十字を切りながらそう唱えると、男の体はまばゆい光に包まれて跡形も無く吹き飛んだ
Kさんは手に刺さったノコギリを抜いから、血まみれの手を隠すようにしてこちらを向いて微笑んだ。それから俺は夢から目覚めた

その話をTさんに話すと
「全身を吹き飛ばすとは・・・あいつまた強くなりやがったな・・・」Tさんはタバコに火を付けながらそう呟いた。

「困っている人を見捨てるとは、貴方も堕ちたものですね」
どこからともなく現れたKさんがTさんに言った。
「俺だって悪霊払い三昧で忙しいんだよ。それよりお前、その手はどうした?」
「これは・・・料理中にちょっと手を滑らせてしまいまして・・・ね」

寺生まれもスゴイけど、教会育ちもスゴイ、俺は新しい感動を覚えずにはいられなかった。


関連コピペ:T-ウィルス
関連記事:怖いコピペを全部Tさんによって解決させちゃおうぜwww


日本には何処にでも神様がいるんだよ

134 :おさかなくわえた名無しさん :sage :2009/03/30(月) 22:26:45 ID:eQKnIZNO
国際寮に住んでいたときの昔話。
宗教の話をしてて
「日本には何処にでも神様がいるんだよ」
「八百万って言うのは"いっぱい"って意味」
「中には貧乏の神なんてのもいるんだー」などとつたない英語で話した事がある。

相手は呆れたというか信じられないみたいな感じになった。
何しろあちらの神様(GOD)はまったき善なので、
悪や不幸といった類のものを司る神様というのがイマイチ想像出来なかったらしい。

そんで相手が「ここのトイレにも神様がいるってのかいHAHAHA」みたいな事を言ったわけ。
(日本語で神と紙と髪が同じ音だよーという話がその前に出ていた)

当時使用していたお世辞にも綺麗とはいえないトイレで。
紙は流せない(詰まる)し、余裕で汚物が溜まる。
「トイレの神様はとても徳の高い神様だ」と言ったら冗談だと思ったらしく爆笑。

「神様が集まってそれぞれが司る場所を決めた時、皆汚いからと嫌がった。
でもトイレってなくてはならないものだよね?なければ困るよね?
だからその神様は進んでその役割を引き受けたんだよ」
「トイレを綺麗にする人は、その神様がちゃんと見てて運を授けてくれるんだよ」
(元ネタ:にほん昔話)

皆しーんとして、えらい感激された。
感心というか、思っても見ないことを言われた!と。
その後も色々日本の神話とかについて聞かれる事が増えて、付け焼刃で勉強しなおした。
古事記とか一通り読んでて良かったなーと思ったよ。

それからしばらくして、うちの寮のトイレは今までと比べ物にならないくらい綺麗になったというオチw


昔嫌いだったけど今は好きなもの

739 :おさかなくわえた名無しさん:2010/01/20(水) 18:37:14 ID:VcLvoauJ


とにかく怖くてたまらなかった。
そんな俺が新聞配達始めたところ配達先にでかいハスキー犬がいた。
鎖が長いから郵便受けスレスレまで迫ってきて、その家に配りに行くのが嫌で仕方なかった。
でもそんなんじゃ仕事にならないということで勇気を出して堪えていた。

だがそいつは一向に吼えないし唸りもしない。
更なる勇気を出して撫でてみたら、
ベロベロ舐められるわカプカプ甘噛みされるわ飛びつかれるわですっかり犬の虜。
その調子でほかの家の犬も手懐けてしまい、そのうち何頭かは配りにいくたびにある程度かまってやらないと寂しがって切なげな声で鳴くようになってしまった。
結局仕事にならんw



恋人の香り

445 :恋人は名無しさん :2006/03/28(火) 11:40:00
彼女が気持ち良さそうに寝ていたので、起こしては悪いと思い、そっと側に寄った。
頭を撫でてあげて、頬にチューして、手を握って漏れも寝た。
寒かったので、布団に潜り(彼女気付かず)彼女と密着してたら勃起してしまい、彼女に当たっていたので布団から出ました。
彼女は「クスッ」と笑い、目が覚めていたようで、一気に恥ずかしくなり、言い訳をしちゃいました。
漏れ「いや、これは違うんだ。ホントに」
彼女「何が違うの?チューして、手を握ってくれるまではよかったのにな〜」
漏れ「寒くてさ。一緒におやすみしたくて」
彼女「それでおっきくなっちゃったの(笑)」
漏れ「うん」
彼女「いいよ。おいでよ。一緒におやすみしよ。でも、Hはなしよ。おっきいままでいいから」
漏れ「(照れて)うん。当ててもいい?」
彼女「バカ!(笑)」

彼女と抱き合って(Hなしで)、当てまくっておやすみしました。
彼女のシャンプーのいい香りがたまらなかった(;´Д`)


446 :恋人は名無しさん :2006/03/28(火) 11:43:23
ゲームに夢中の彼氏の横で寝たふりしてたら
私が寝てるか気にしてる様子。
襲ってくるのかなと期待してたら、真横で思いっきり屁をこかれた。
あまりの臭さにむせた。


念じたことが実現する能力

18 :名無し募集中。。。:2009/12/20(日) 03:33:45.55 0
ある日T氏は、神様から念じることによって、念じたことが実現する能力を得た

T氏のあまりにも平凡な人生に神様が恵んだ最高の能力であった。
夢を見てこの事を知ったT氏であるが、当然ながらT氏は信じなかった
「こんな能力が、俺になんか神様がくれるはずがない。」
しかし、T氏は半信半疑で適当なことを念じるとそれが実現するので信じるしか
なくなった。
「驚いたな…。これは素晴らしい能力を手に入れた」
素晴らしい能力を手に入れたT氏だが、会社には行くことにした。
長年の習慣だからである。
仕事も無事に終え、車での帰路の途中、T氏の前に、車に乗った憎たらしい上司
が居た。
「そうだ、上司が交通事故にあうように念じよう」
上司は死にT氏も死んだ


サンタクロースは、私のカミサマです

663 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2010/01/29(金) 10:46:23 ID:fGWhDPWF
和んだというか感謝した話。

中1の時、親の転勤でいきなりアメリカの学校に通う事になってしまった。
中1で田舎の中学でやってた英語なんで「Hello,this is pen」のレベル。
ひたすら「This is ○○」のレベル。
コミュ力はある方だと思っていたが完全にお手上げ。日本人なんて学校で自分一人。
ESLという英語が第一言語じゃない生徒の為のクラスへ入れられたんだけど、
クラスのほとんどはヒスパニック。先生も授業中はほとんどスパニッシュ。アウェー感はんぱない。ここでも友達作りに失敗。
ほかの授業も、周りは発言をどんどんして、グループワークをするっていうのに、ただ黙って小さくなってノートをとり続ける自分。ぼっちパネェ
元々が友達が多かっただけに、孤独に耐えられずに学校で腹痛を起こすこともしばしば。

そんな自分を見つけてくれたのは、サンタクロースだった。

酔っ払ったサンタクロースを想像してくれたら良い。
赤ら顔で顔中が真っ白な髭の先生。流石にサンタクロースほど髭は長くないんだけど、ビジュアル的にはそんな感じ。
太った大きな赤ら顔のおじいさんで、いつも笑ってて、いつもジョークを言う先生だった。

学校の隅で一人で弁当を食べてたある昼休み、サンタクロースがいきなりやってきて、「コニチワ」と挨拶してくれた。
びっくりしてると、「コニチワ、ワタシは○○デス。アメリカ人デス。どうぞヨロシク」と拙い日本語で挨拶してくれた。
ただびっくりした。
人気者のサンタクロースは、自分には遠くて眩しい先生だったのに、今、目の前でたどたどしく挨拶してくれた。
私も、ぼっちの寂しさで色々切羽詰ってたんだろう、驚く先生放置でぶわあああと涙流して号泣。
おどおどするサンタクロースは、私の頭を撫でたり、抱き締めたり、擦ったり、あわあわと動揺。
なんとか思い出した英語で「Thank you, Im so glad」と繰り返してた。


664 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2010/01/29(金) 10:48:24 ID:fGWhDPWF
それから、お昼休みはサンタクロースのオフィスに行くのが習慣になった。(オフィスは個人部屋。職員室がない)
オフィスでサンタクロースは、よくホットチョコレートを出してくれた。
そして言語力が必要になる歴史にさっぱりついていけていなかった自分に補習もしてくれた。
ちょくちょく「ダイトウリョ」「ミンシュシュギ」とか日本語を挟んでくれる優しさが、また嬉しかった。
多分、事前に私が詰まりそうな単語を調べていてくれたんだと思う。歴史以外の教科でも、いつでも快く助けてくれた。

そして授業中のジョークに日本のことを色々取り入れてくれるようになった。
サンタ「NYはしょっちゅうキングコングに攻撃されてるけれど、しょっちゅうUMAに攻撃されてる国があるんだよー。どこか分かる?」
生徒「は?えーっと、・・・・やっぱりNY?」
サンタ「ちがうよ、JAPANだよ、TOKYOだよ!ゴジラだよ!」って具合に。
丁寧にゴジラの写真までプリントアウトしてきてくれたり、授業中に歴史DVDをみる時、ゴジラのPVをみせてくれたり。
そうやって日本のことを色々と話題提供してくれたお陰で、クラスのみんなが私に親しみを覚えてくれて、仲間に入れてくれるようになった。
サンタ「Helloは日本語でコニチワだよ、じゃ、○○(私)に言ってみよう、せーのっ」
生徒「コニチワー!」とか。だからみんなが私をみつけると「コニチワ(・∀・)」って声を掛けてくれるようになった。
だんだん、歴史のクラスに受け入れられていくのが分かった。そしてそのクラスメイトからの紹介でどんどん友達ができるようになった。
そして一緒にランチを過ごす友達が沢山できて、やがてサンタクロースのオフィスから足の遠のいていった私を、
サンタクロースは「ヨカッタネェ、ヨカッタネェ」って喜んでくれた。


665 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2010/01/29(金) 10:50:04 ID:fGWhDPWF
そして卒業セレモニーで、“一番頑張った生徒”に選ばれて表彰される事になって、全シニアと保護者の前で短いスピーチをする事になった。
そんな所だったんだけど、スピーチではもちろんサンタクロースの事を話した。
自分がどれだけ不安だったか。どれだけさみしかったか。どれだけ嬉しかったか。どれだけ救われたか。どれだけ感謝しているか。
サンタクロースには感謝してもしきれないし、受け入れてくれていったクラスメイトも大好きだということをスピーチした。
サンタクロースと歴史クラスの仲間達が泣いてた。自分も泣いてた。
アメリカの卒業式は沈黙で厳かで涙で・・・ってのじゃなくて、歓声あげて、バルーン持込で「WE LOVE MY ○○」とかいっぱいプレート持ってくるような派手なのに、
自分のスピーチですすり泣く人が出て、自分も写真撮られているのにずるずる汚い顔で涙や鼻水たらしながらスピーチした。
スピーチが終わると、サンタクロースが駆け寄ってきて、抱き締めてくれた。
サンタクロースにも一言どうぞって事で、サンタクロースが私の話をしてくれた。


最初、いきなり自分のクラスに英語の話せない生徒が入ってきてどうしよかと思ったとか。
どうやって授業をしていけばいいのか不安だったこと。
本当は中国人かと思ってたこと。一人ぼっちの私をとても心配していたこと。仲良くなりたかったこと。
友達ができていくのをみる事ができて、本当に嬉しかったこと。


私は、サンタクロースの、あの大きな腕や胸や抱き締められたときに胸にぶつかってくるようなお腹の大きさと暖かさを絶対に忘れないと思った。
そして彼がいたから、今はアメリカの大学にも進学できた。本当に感謝している。
感謝なんて二文字じゃ伝えられないくらい感謝している。
サンタクロースは何も言わなかったけれど、ネットで日本のことを色々調べてくれた事も、
心配してくれていたことも、一人の生徒としてとても愛してくれたことも、
私に素晴らしい青春をくれたことも、全部全部忘れない。

今でも、サンタクロースは、私のカミサマです。



長文しつれいしました。


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