487 :おさかなくわえた名無しさん:2008/10/27(月) 11:50:00 ID:kOPJ5k6C
父親ではなくおじいちゃんなんだけど、母子家庭で祖父母同居だったので…

小学生の時、近所で神憑りに可愛い子犬を拾った
飼いたい旨を先ず母親に嘆願
『おじいちゃんの許しが出れば私は文句ない』
本丸の前に祖母を味方に付けるべく嘆願
『お父さんに聞きなさい』

orzムリニキマッテンジャン

恐る恐るおじいちゃんの元へ
『だめだ!お前に面倒見れるわけない』

母親と祖母になだめられ、泣く泣く退散
とりあえず今晩は家で保護
明日保健所…フラグ

翌日ションボリしながら学校から帰宅すると、何やら庭で日曜大工のおじいちゃん
見ると二畳はあろうかという広さの半分屋根付き扉付きの『檻?』
しかも下半分はブロックをコンクリで固めてある本格派
何をしているのかおじいちゃんに聞くと、

『お前の弟の部屋だ』

俺は一人っ子
涙が出た


490 :おさかなくわえた名無しさん:2008/10/27(月) 15:10:32 ID:kOPJ5k6C
コピペじゃないよ
数年後、俺は高校から寮生活になり、結局愛犬の面倒は主におじいちゃんが見る事になった
(この辺り『お前に面倒見れるわけない』が半ば現実となった)
それからまた数年後、おじいちゃんは自宅玄関で転んでしまい大腿骨を骨折、
それ以降亡くなるまでの三年間家で過ごす日は無かった

おじいちゃんが入院した以降はおばあちゃんが面倒見てくれていた
そしておじいちゃんが亡くなる前の日に弟は老衰で死んだ

弟の骨は我が家の墓におじいちゃんと共に眠ってる
天国でもおじいちゃんの作った家で暮らし、時折おじいちゃんと散歩してるんだと思う

激しくスレチ本当ごめん