33 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2005/07/11(月) 14:40:53 ID:ScvWNNFa
彼と二人でボウリングに行った。
そのボウリング場が、ナイトタイムになると会場内のライトが変わるとは知らなかった。
しかも、そのお店では、レーザーライトが正面から後方から飛び交い、
全体的にブラックライトがチカチカ。
「このゲームが終わったら帰ろうね。」と話し合ったあと、
彼が投球するときにレーンとの境目が一瞬見えなかったらしく、
ワックスべったりのレーンに勢い余って突入。
なぜか球をお腹に大事に抱え込んだまま、背中を下にしてクルクル回っていた。
華麗なブレイクダンス。 なんでそんなにクルクル長時間も回れるんだ?
そのままレーンの真ん中辺りでしばらくクルクルしたあと、
歩くエスカレーターを逆送するように、レーンを走って席に戻ってきた。
気が付くと、全プレイヤーがゲームを中断して彼を見守っていた。
一瞬の間の後、会場全体から割れるような拍手喝采。
ゲームもそこそこに早く帰りたがる彼に手を引かれても、
笑いすぎて腹筋は痛いし、腰が抜けた状態の私。
やっとのことで立ち上がれるようになって、帰り際の会計の時に、
「お客様、本日はずいぶん盛り上げていただいたので、料金は結構です。」
と言われた。そこでまた思い出し笑いで腰が抜けた私。