604 水先案名無い人 2006/12/27(水) 12:27:49 ID:KugJqZD60

「ドライブに連れて行って」
年子で一つ下の23になる妹とは、友達のように接してきた。
私が、恋人と別れた半年ほど前から、妹は美味しい物を見つけると俺に運転手を頼む。
妹は、雑誌、テレビのグルメ情報には目がない。
妹に文句を言うものの最後は妹と出かけてしまう。
お喋りを楽しみ、美味しい物を食べ、時には買い物をし、妹と出かけるのは楽しい。
しかし帰りの車でいつも、妹でなく恋人とならと思う。

8月最後の土曜日。帰り道で、そんな思いが募り、つい無口になり車を走らせた。
「ねぇ、恋人となら良いのにって思ってるんでしょ、妹ちゃんじゃつまらないなって」
「・・・・・・・・・・」
「ちょっとだけ、恋人になってあげる。夜景見に行こう」
近くの山に登った。
何組かのカップルの乗った車が既に停まっていた。車を降り展望台まで行った。
夜景を見いっていると、妹が見つめてきた。
抱き寄せそっと唇をあわせる。
舌を割るように入れると、甘い香りがした。
妹が一瞬震えているように感じた。
舌を絡めると応えた。
穏やかなキスを繰り返す。


605 2/2 2006/12/27(水) 12:28:08 ID:KugJqZD60
片手を胸に遣った、薄いブラウスの上からブラの感触が伝わった。
ゆっくりと乳房を揉む。乳首を探るように動かす。
妹がかすかな吐息をあげた。
手をゆっくりなぞる様に下ろしスカートの中に手を這わせ太股を撫でる。
妹の手が、その手を押さえた。
「ダメ」
吐息の様に囁く。
妹は体を離すと、私の体を後ろから抱いた。
「お兄ちゃんが、彼女と別れたとき、うれしかったの・・・・・
妹の手がTシャツの上から胸を優しくゆっくりと撫で上げた。
「お前のことが、ずっと好きだった」
「ありがとう。でも終わりにしなきゃね」
妹が後ろから腰を強く抱いた。
ゆっくりと妹の腰が下がり、私の体を持ち上げた。
満点の星を見つめながら体が弧を描いた。
見事なジャーマン ・ スープレックスだった