142 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2010/11/07(日) 14:12:35 ID:TMOGIwJzO
腐女子狩りがあるなら「腐女子狩り狩り」があってもいい。


荒野に咲く一輪の花のように、肌色だらけのBLコーナーに佇む一人の美腐女。
腐女子狩りは当然目をつけ、彼女の肩に手を置き声をかける。「お姉さん、今ひm……」

とその瞬間!

口に手を当て「アオワワワワワワ」と奇声を発する美腐女。
すると、芸能誌コーナーの陰から、歴史コーナーの陰から、鉄道コーナーの陰から、「アオワ?」「ホゥオ?」「アオワワ?」と奇妙なやり取りが聞こえはじめ、やがてそれは書店を巻き込む大きな音の渦となる。

ドダダンダダンドンダンドダンッダダン
ドダダンダダンドンダンドダンッダダン

太鼓が激しく打ち鳴らされ、さらにその音をかき消さんばかりの無数の足音がどこからともなく近づく。
気が付けば腐女子狩りは、腰簑を身にまとい、石槍を手にした屈強な腐女子の群れに取り囲まれていた。


「ウホッホセメ?」「ウケウホホ」「リバエホッホ」怯える腐女子狩りを値踏みするように凝視しながら、何やら相談を始める腐女子狩り狩り達。
やがて議論は収束し、「ウケムホホーーー!!」の絶叫と共に腐女子狩りのズボンと下着が引きちぎられる。
他の衣服はそのままに、尻だけをつるんと露出した屈辱的な格好で豚の丸焼きのように吊るされ、運ばれていく腐女子狩り。
鳴り止まない太鼓と共に街を横切りながら彼が目にしたのは、他の腐女子狩り狩りの群れの中心でtelincoだけを露出し吊るされている元腐女子狩りだった。
「セメウホ」
棒の先頭を担ぐ腐女子狩り狩りが小さく呟く。
丸出しの尻をなでる風の冷たさに冬の気配を感じながら、腐女子狩りは自らの運命を呪ったのだった。