920 名前:なごむ[sage] 投稿日:2011/11/18(金) 18:35:52.25 ID:PM/sdQpI0
祖父が危篤になった、とイトコから連絡があり、職場に拝み倒して急遽早退した。
病院に着くと、連絡をくれたイトコ、まだ高校生大学生のイトコ達、
地元離れて働いてるイトコ達……と、盆正月にすらなかなか集まれない祖父の孫、十数名が勢揃い。
代わる代わる祖父の手を握ったりしながら
「俺来年結婚するんだよ!爺ちゃん結婚式来るって言っただろ!」
「私の成人式見るって約束したじゃん!」
「爺ちゃーん!死ぬなー!」
と叫ぶ叫ぶ。
そんな中、私が手を握って
「来年の爺ちゃんの誕生日は特上のウナギ取るよ!ウナギ好きじゃん!だから死ぬなー!」
と叫んだ途端、弱々しかった心電図?が急に波打ち、祖父がうっすら目を開け、
声は出なかったが口で「ウナギ……」と言った。

それから数日。
祖父は医者が「ありえん」と素で呟いた程の回復を見せ、
一般病棟にうつり、もう暫く様子見て退院するらしい。
今日お見舞いに行ったら、
「特上のウナギで生き返らない奴ぁいねぇよ。あ、店は○○(高級店)な!肝吸いも!」
とケラケラ笑ってた。
この出来事は、既に親戚中で「ウナギの奇跡」と呼ばれ、
他のイトコは「俺の結婚式よりウナギ……」「私の成人式よりウナギ……」と多少落ち込んでいた。