620 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/09/21(水) 20:04:59.76 ID:Trizzs9B0
ある雪深い山奥に、ひどく貧しい自宅警備員が住んでいた。
年の瀬がせまっても、新年を迎えるためのモチすら買うことのできない状況だった。
そこで自宅警備員は、自家製のコケシを売りに町へ出かけるが、コケシはひとつも売れなかった。
吹雪いてくる気配がしてきたため、自宅警備員はコケシを売ることをあきらめ帰路につく。
吹雪の中、7体の地蔵を見かけると、売れ残りのコケシを地蔵に差し上げることにした。
しかし、手持ちのコケシは自らがケツに使用しているものを含めても1つ足りない。
そこで、最後の地蔵には手持ちの天狗の面を被せ、何も持たずに帰宅した。
自宅警備員からわけを聞いた二次元の彼女は、「それはよいことをした」と言い、
モチが手に入らなかったことを責めなかった。
その夜、自宅警備員が寝ていると、家の外で何か重たい物が落ちたような音がする。
そこで外の様子を伺うと、モチをはじめとする様々な食料、財宝がつまれていた。
自宅警備員はケツにコケシが刺さった地蔵を先頭に7体の地蔵が去っていく様を目撃する。
この贈り物のおかげで、自宅警備員は無事に年を越したという。