651 名前:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/[sage] 投稿日:2015/03/08(日) 10:56:13.18 ID:t9Lnk2Cb.net
小学生の時、今でいう性同一性障害の男の子A君がいた。
仕草が女っぽくて元々からかわれがちだったが遠足の時に間違えて女子トイレに入ってしまったらしく、
その日を堺に「オカマ」と呼ばれていじめがひどくなった。
ある日の道徳の時間、先生が「今日は特別授業です。先生をお呼びしますね」と言って教室を去った。
数分後、ドアが勢いよくがらりと開いて、強面に厚化粧をし、ふりふりのケバいドレスを着た、
漫画に出てきそうな強烈なオカマさんが登場。
唖然とする私達を前に「こんにちは、本物のオカマでぇす。しのちゃんって呼んでね(はぁと)」としなを作りながらオカマさんは自己紹介。
A君は元よりクラス全員が唖然とする中、しのちゃんの授業が始まった。
自分が体は男なのに心は女であることに気付き、いじめられ続けたこと、
おかしいことではなく個性だと思い、オカマになって稼いで見返してやろうと思ったこと。
性別で人を区切るのは愚かで悲しいこと、人と違ってたっておかしくないということなど、
涙で化粧が落ちるのも構わず真剣に語りかけた。
みんな真剣に聞き入り、涙を浮かべている子もいた。
授業の後で何人かがA君に謝り、翌日からいじめはぱたりと止んだ。
しのちゃんは先生の元同級生だったらしく、その筋では有名なオカマさんらしかった。
あれから二十年以上が経ったが、あの授業は今でも忘れられない。
A君は今では学校の先生をしていると聞いたが詳しくは知らない