979 名前:なごみ?[sage] 投稿日:2008/04/22(火) 03:53:31 ID:OtvHWXGl0
少しなごむ?話を。

ウチの爺様はもうすでに齢八十を越えるんだけど、足腰もシャッキリした古い日本男児。
下着もフンドシ。それで、家には爺様が戦時中、特別に戦場に持ってゆくことの許された無銘の日本刀がある。(実戦でも使用したらしい。眉唾だけど)
まあ、それを踏まえて。

現在、自分は大学で留学生の世話を見てたりするんだが、うちが古い造りなので、古い家に興味のあるドイツ人二人が見学に来た。で、既に退職してる爺ちゃんと鉢合わせ。ハイカラにもニンテンドーwiiをプレイ中の。

それで古い話とかも聞かせて貰えないかと頼むと、爺様「おめえら、ドイツ人か?」
二人が肯定すると、嬉しそうに、「ほうかほうか。だったらお前ら、ホンモノは持ったこと無いだろ。良いもの持たせてやる。気をつけろよ。」と言って、床の間から上記の日本刀を手渡した。その時点でドイツ×2大興奮。

危ないから砥ぎ師さんにナマクラにはしてもらってあるものの、それでもホンモノの凄み。
ずらりと爺様が抜くと、二人の顔はもう真剣。しばらく色々話した後には、何とも言えない凄く良い顔で帰宅してった。

爺様にお礼を言ったら「昔、ドイツとは弁当の交換したんだよ。俺が握り飯で、あっちがサンドイッチ。ありゃあ不味かった。」
不味かったのかよ。と突っ込もうとすると、「でもまあ、互いの飯について話し合ったのは楽しかった。今日のはあのハナタカへの恩返しよ。」と。若干恥ずかしそうにして、またゲームに戻ってしまった。

その次の日の朝、こっそりと自分の部屋の前で、
|ω・`)「言い忘れてた。あの坊主たちに『爺さんにヨロシク』って伝えて。」
と、こっそり言う爺様になごんだ今日この頃。なごんだの自分だけかも。ごめん。