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41 名前:名無しさん@1周年[sage] 投稿日:2017/04/27(木) 10:05:04.78 ID:TBonpYF60
子供の頃はえらいこと貧乏で、給食費もまともに払えなかった。
中二と中三の担任は(同じ先生)は、そんな俺を毎日のように教員室に
呼び出しては説教してた。でも内容は世間話みたいなもんで、
「これ俺苦手だから食ってくれない?親が持たせるんだよね」と
実家のダンゴ屋から持って来た饅頭やおはぎなんかを俺に食わせてくれた。
説教は口実で、腹を空かせてる俺を見かねて、しかも俺が恥ずかしい思いを
しないように配慮してくれていたのだった。甘い物は脳に良いと言われるが、
毎日のように食べていた甘い物のせいか、俺は成績がメキメキと伸び、
諦めていた高校にも特待生で進学することができた。大学にも進学できて、
俺は親の代からの貧乏から抜け出せた。
そこそこの会社に入って結婚して家も建てて、両親に孫を抱かせることも
できたし、二人とも幸せな老後を送らせて無事に見送ることができた。
それも全部、中学の担任の先生のおかげだと思ってる。今でも卒業式の
シーズンになると、一人で仰げば尊しを口ずさんでいる。

「仰げば♪ 尊し♪ 和菓子の恩♪」